PP35 Zebra
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『PHaT Photo』という雑誌があり、若年女子向けのもののようだが、2005年5-6月号に付録として組立式の白いピンホールカメラが付いており、予備も含め計4冊購入。


製作元はミニカメラを作っているSHARAN。
早速組立にかかる。ボディは紙製でパーツを接着剤で接合する。乾くのに少々時間がかかるため、事前に組立説明を最後まで読んで作業手順を把握しておくとスムーズに作業は進行しだいたい2時間程度で完成する。3時間経っても完成しない人はダメ人間であることを自覚すべきである。


よくできた構造でボディは意外とがっしりしており、普通に組み上げれば光漏れもない。
裏蓋は輪ゴムで留めるシンプル構造のため、撮影中何かのはずみでゴムが切れるとアウトである。

フィルムカウンターはもちろん付いていない。PHaT PhotoのHPに、フィルムのパーフォレーションに引っ掛るツメをつけて巻上げ時にパチパチと8回音がすると1コマ分進んだことがわかるという、原始的かつ確実なアイデアが載っていたので早速取り付けた。巻き戻しが重くなるがなかなか実用的。


ピンホール穴径は0.16mm。これは素人工作では無理な数値だ。F値は130。写りは想像以上にしっかりしている。もちろん逆光には強く影響を受けるので注意が必要。
2005.12

左の黒いのは鈴木商店で発売している「くま35」。PP35の別外装ヴァージョンである。
これを街中で使っていると衆目を集めすぎるので困る。
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PP35 ZEBRA